リードボーカル

最近、日記というよりコラムになりつつあるので、この形式でいく!!(w

今回はアカペラ話。
おととい、母校の野球の試合を見て、「あたりまえのことが当たり前に出来るやつが勝者になる」
という監督の話を思い出したのでアカペラに流用(w


一回目は「リードボーカルの基本って何?」です。
基本というより、こんな人が向いているという角度から語って行きたいと思います。

まず、第一条件として「声量があること」が挙げられます。
アカペラではマイクを使うのであまり関係ないと思いきや、
VITAL BURNERの理論では、「いつでもどこでも演奏可能」がアカペラバンドの最大の特徴なので、
マイクなしのストリートでもいけるように声量のある歌声が第一条件であります。

次に、「個性的な歌声」もしくは「個性的な声」であることが上げられます。
ハモるんだから声が溶けたほうがいいじゃんって思う人も大勢いると思います。
しかし、リードは字ハモでも声が解けないほうがベター。
なぜなら、客はハモりを聞いてないからなんです(w
ストリートを基準に考えると、聞いてくれるのは音楽の知識のない一般の方が大多数だと思います。
その人たちが聞いているのは主旋律、リードボーカルなんです。
それが、主にサビで多様される字ハモで声が溶けてしまったら聞いていて綺麗かもしれませんが
一般の人からしたら「あれ?主旋律消えちゃった」ってことになりかねません。
現に、プログループを見てみると、全員個性的な歌い方のゴスや個性的な声を持つトライトーンはともかく、
ラグやチンパラはプロになった後のリードはレオさん、コータさんがほとんどです。
学生時代は他のメンバーに多く回っていたリードも、大抵この二人の独占になってますよね。
当然、歌唱力が高い裏づけもありますが、こういった背景もあってのチョイスではないかと思います。
リードには字ハモでも存在感が出せる声がほしいですね。

次の条件が「歌唱力、表現力」です。
ま、言わずもがなでしょう。

最後に、重要なこととして「ピッチが安定している」ことがあります。
リードのピッチが下がってくると苦しいのがベース。低い!!ってなりやすいです。
で、ベースが意地になって下げねーよ!!って思っているとコーラスが憤死してしまうので(w
また、「高音でピッチが安定する=高音で突然しゃがれたり、変なビブラートがかからない」と
下がりにくく、最高音の出てくるサビでの字ハモを綺麗に聞かせることが出来るので重要です


まあ、簡単にリードの条件をあげて見ました。プロでみると文中にも上げてますがレオさん、コータさん、ゴス、トライトーンといったあたりはばっちりですね。
また、アカペラ以外でもミスチル桜井さん、ケミストリーの二人、ジャンヌのYasuさんとかは向いてる気がします。